COLUMN出張お役立ちコラム
大手航空会社に頼らない!出張コスト削減と利便性を両立するMCC(中堅航空会社)徹底ガイド

「出張コストを抑えたいけどどうしたらいいかわからない」
「飛行機は使い慣れてるANA、JALの大手航空会社だけ」
総務などの管理部門の方、頻繁に飛行機を使った出張を行っている方でこのようなことはありませんか?
本記事では、大手航空会社に頼らないお得な航空会社の選び方と、
MCC(中堅航空会社)について徹底解説します。
この記事でわかること
- ✔
- ✔ MCC(中堅航空会社)とは?具体的に説明
- ✔ 大手航空会社としてANA、MCCとしてスカイマークを例にして徹底比較
- ✔ 出張手配におすすめの予約システム
目次
MCC(中堅航空会社)とは?

MCCとは、ANAやJALなどの大手航空会社とLCCの間に位置するサービスと価格のバランスに優れた中堅の航空会社のことです。
日本の国内線におけるMCC(中堅航空会社)
日本の国内線におけるMCCには、以下のような航空会社があります。
- ・スカイマーク
- ・エア・ドゥ(AIRDO)
- ・ソラシドエア
- ・スターフライヤー
出張にMCCが選ばれる理由
大手航空会社の運賃が高騰する中、MCCはリーズナブルな価格設定を維持しています。
大手と変わらないサービスと高い定時運航率を誇りながら、出張コストを大幅に抑えられる点が、出張利用でもMCCが強く支持されている最大の理由です。
監修者:勝間
LCCとは異なり、快適性を保ったまま出張コストを下げられるのがMCCの強みです。主要なビジネス路線をしっかりと網羅しています。
大手航空会社とMCCの運賃はどのくらい違う?ANAとスカイマークで検証

MCCは大手航空会社に比べてどのくらい運賃が違うのでしょうか?
ビジネスで利用頻度の高い主要2路線(羽田-新千歳、羽田-福岡)で、大手航空会社の例としてANAと、MCC(中堅航空会社)の例としてスカイマークの運賃を、実際に比較しました。
主要2路線の運賃比較表
「変更不可運賃」と「普通運賃」のそれぞれで、片道あたりの料金を比較した結果は以下の通りです。
| 区間 | 区分 | ANA | スカイマーク |
|---|---|---|---|
| 羽田 - 新千歳 | 変更不可運賃 | 26,010円 | 19,920円 (6,090円お得!) |
| 普通運賃 | 50,760円 | 35,920円 (14,840円お得!) |
|
| 羽田 - 福岡 | 変更不可運賃 | 21,210円 | 13,960円 (7,250円お得!) |
| 普通運賃 | 55,450円 | 39,360円 (16,090円お得!) |
※2026年9月1日 午前8~9時台に羽田出発の便で比較
※2026年7月24日時点、ANAおよびスカイマーク公式サイトにて検索
MCCを利用するとここまで安くなる
検証の結果、変更不可運賃の場合、片道あたり約6,000円〜7,000円安く手配可能であることが分かります。往復に換算すると、1回の出張で13,000円以上ものコスト削減につながります。
さらに、急な日程変更に対応できる普通運賃で比較した場合、片道で最大16,000円以上の差が生じます。社内の出張予約ルールを少し見直し、ANAからスカイマークなどのMCCを活用する運用へ変えるだけで、年間で莫大なコスト適正化を実現できます。
監修者:勝間
同じ発着時間帯・同じ空港を利用しても、航空会社を変えるだけで往復1万円以上の差が出ます。出張機会が多い企業ほどMCCの導入効果は絶大です。
MCCは快適に過ごせる?機内サービスを徹底比較
「MCC(中堅航空会社)は安いけどサービスが悪いのでは?快適ではないのでは?」と疑問に思う方も少なくありません。そこで、ANAとスカイマークを例に機内サービスを比較してみました。
座席、機内サービスの比較表
| 比較項目 | ANA | スカイマーク |
|---|---|---|
| 座席スペース | 約79cm~86㎝ ※機材による | 約79cm |
| コンセント / USB | 全機材・全席に設置 | 全機材・全席に設置 |
| ドリンクサービス | 無料 | 無料 ※鹿児島=奄美大島/那覇=宮古を除く |
| 機内Wi-Fi | あり | あり ※機材による |
| 座席モニター | あり | なし |
| 受託手荷物 | 20kgまで無料 | 20kgまで無料 |
比較してわかること
比較してみると、ドリンクサービスや手荷物の許容量など、基本的には大手航空会社のANAとほぼ変わりません。必要な快適さを備えながら低価格を実現している点がMCCの大きな魅力です。
監修者:勝間
全席コンセント完備や手荷物無料など、ビジネスで困らない設備とサービスがMCCにはしっかりと備わっています。
変更不可タイプ運賃はどちらがお得?

出張では、少しでも経費を抑えるために早期割引などの変更不可タイプ運賃を選ぶ場面があります。変更不可タイプの運賃を選ぶ際は、取消料(キャンセル料)の規定を把握しておくことが重要です。
ANAとスカイマークの取消手数料を比較
割引運賃(ANA「セール・シンプル」とスカイマーク「いま得」)を例に、購入後から出発までの取消規定を比較します。
| キャンセル手続きの時期 | ANA(セール・シンプル) | スカイマーク(いま得) |
|---|---|---|
| 購入後 ~ 搭乗日45日前 | 税抜運賃の約20%相当 | 一律 6,000円 |
| 搭乗日44日前 ~ 搭乗日28日前 | 税抜運賃の約40%相当 | |
| 搭乗日27日前 ~ 出発時刻前 | 税抜運賃の約60%相当 | |
| 出発時刻以降 | 運賃額の100%(返金なし) | 払い戻し不可 |
出発10日前にキャンセルした場合で検証
片道25,000円で航空券を手配し、予定が変更となって出発10日前に取り消す場合の取消料をシミュレーションします。
- ANA:
- 「27日前~出発前」に該当し、運賃の約60%(約15,000円)
- スカイマーク:
- 時期にかかわらず定額負担のため、一律 6,000円
ANAは出発が近づくにつれて取消手数料が増えていきますが、スカイマークの「いま得」は出発前まで一律6,000円で固定です。元々のチケット価格自体が安い上に、急なスケジュール変更時の損失リスクも圧倒的に低く抑えられます。変更リスクのあるビジネス出張では、スカイマークのほうが合理的で使いやすいと言えます。
監修者:勝間
予定変更を予測できないビジネスシーンにおいて、直前まで定額でキャンセル可能なスカイマークの取消規定はメリットがあります。
事前座席指定はできる?
移動中の時間を快適に過ごしたい方にとって、窓側や通路側といった「事前座席指定」ができるかどうかは重要なポイントです。大手航空会社(ANA)とMCC(スカイマーク)における座席指定ルールの違いを比較しました。
事前座席指定のルール比較表
| 比較項目 | ANA | スカイマーク |
|---|---|---|
| 割引・安価な運賃 (シンプル・セール / いま特など) |
△ 出発24時間前から オンラインチェックイン時に指定 |
〇 予約時に可能 |
| 普通運賃 (フレックス・スタンダードなど) |
〇 予約時に可能 |
〇 予約時に可能 |
監修者:勝間
安価な運賃でも予約時に座席を確約できるスカイマークは、移動時間を有効活用したい出張者に最適です。
MCCとLCC(格安航空会社)との主な違いは?
LCCは安いというメリットがあるものの、ビジネス出張では多くの不便が生じる場合があります。MCCとLCCの違いを比較すると、以下のようになります。
| 比較項目 | LCC(格安航空会社) | MCC(中堅航空会社) |
|---|---|---|
| 手荷物の預け入れ | △ 基本有料オプション |
〇 大手と同じく20kgまで無料 |
| 座席の広さ | △ 間隔が狭いことが多い |
〇 大手と同等の広さを確保 |
| 発着空港 | △ 郊外の空港発着が多い |
〇 羽田空港などの主要空港利用可 |
MCCもLCCも幅広く手配できる出張予約サイトは?
出張時、複数の航空会社サイトを行き来して選んでいませんか?
ピカパカ出張DXは豊富な航空会社の取扱い数を誇る「出張手配システム」です。

① MCC・LCCを含む豊富な航空会社の取扱い

ピカパカ出張DX最大の強みは、ANAやJALといった大手のみならず、スカイマーク、スターフライヤー、ソラシドエア、エア・ドゥなどMCC、各種LCCを含む国内航空会社は12社(海外航空会社合わせると132社)を一つの画面に表示させることができます。※ANAおよびANAグループ航空会社はスケジュールのみの反映となります。
② 航空券だけじゃない!ホテルも新幹線も一つのシステムで予約できる

出張は航空券だけではありません。ホテルも、新幹線も予約が必要な場合、多くの出張者は別々の予約サイトで予約し、立替精算をしています。
ピカパカ出張DXは1つのシステムですべて予約ができ、しかもすべて会社一括請求にすることができます。
③ 導入費無料!すぐに利用開始できる

まずはどのような予約システムか試してみたい。
全社で始めるのはハードルが高いけど、一部署だけでスモールスタートしたい。
という企業に向けて、ピカパカ出張DXは導入費0円で利用が開始できます。
出張者の立替や領収書管理、経理担当者の確認、精算業務を大幅に軽減しバックオフィスの生産性を飛躍的に向上させることができます。
ピカパカ出張DXを導入すれば、「MCCを上手に組み合わせてフライト費用を下げる」と同時に「社員の立替精算をなくす」というダブルの効果があります。サービスの全体像やステップについての詳細は、以下のリンクもご覧ください。
国内も海外も!どちらも予約できる出張手配システム【ピカパカBTM】を徹底解説
航空会社の選び方に関するよくある質問(FAQ)
多くの企業が抱くMCC導入への不安や、予約手配の運用ルールに関する疑問に回答します。
A. 多くのMCCでも、独自のマイレージプログラムや大手航空会社とのコードシェア(共同運航)を通じたマイル積算が可能です。また、そもそも会社の経費で個人のマイルを過剰に貯めることはガバナンス上の課題となるケースも多いため、これを機に「会社全体のコスト最適化」への協力を社内に明示しましょう。
A. 国内線のフライト時間は1〜2時間程度と短いため、むしろ「ネット環境から離れて休憩をとる時間」として活用する出張者は多くいます。
A. MCCでは自社の他便への振替や、コードシェア便や共同運航便の場合は状況に応じて大手航空会社便への振替・全額払い戻しなどの救済措置が用意されています。
A. はい、十分に可能です。例えば北海道ルートであればエア・ドゥ、九州ルートであればソラシドエア、兵庫・神戸や福岡であればスカイマークなど、MCCは特定の地方都市路線において大手以上にビジネスに利便性の高いダイヤを設定しています。
まとめ
ANAの国内線が多くの旅行サイトで表示されたのをきっかけに大手航空会社だけではなく、利便性の良いMCC(中堅航空会社)の利用も推進していきましょう。


