COLUMN出張お役立ちコラム
【2026年最新】飛行機出張の利用実態調査|人気航空会社・運賃比較・予約時期を3万件の実データから徹底分析

飛行機を利用した出張において、多く使われている路線・航空会社はどこでしょうか。また、出張ではどのような運賃タイプで出張の何日前に予約がされているのでしょうか。
この記事では国内線航空券予約約3万件の実績データを徹底分析し、飛行機を利用した出張の実態を明らかにします。
調査概要
本記事でご紹介するデータは、法人向け出張手配サービス[ピカパカ出張DX]をご利用中の企業様の中から、統計的な偏りを排除し飛行機出張の利用実態を正確に分析するため、一定の利用実績を有する企業群の国内線航空券予約データ(約3万件)を抽出(サンプリング)して集計・分析したものです。(全体数値を直接示すものではありません)詳細を見る ▾
調査対象:ピカパカ出張DXを利用して手配された全国の国内線航空券予約データ
有効データ件数:29,845件(抽出対象企業:182社)
調査・集計主体:株式会社ピカパカ(ピカパカ出張DX)
本調査データの引用・転載について
本記事に掲載している図表およびテキストデータを引用・転載される場合は、必ず出典として「ピカパカ出張DX調べ」の明記と、本Web記事URLへのリンク設置をお願いいたします。(nofollow属性不可)すぐにわかる!調査結果のポイント
- 人気路線: 「羽田―福岡」「羽田―札幌」が全体の約35%を独占
- 航空会社: ANA・JALで約75%を占める中、「スカイマーク」が13%超で3位に
- 運賃選択: 約67%が「割引運賃」を選択。普通運賃との価格差は平均約1.8万円
- 移動ピーク: 往路は「水曜日(18.7%)」、復路は「金曜日(23.2%)」が最多
目次
第1章 出張で利用される人気路線・主要区間ランキング
国内の飛行機出張において、最も利用されている路線はどこでしょうか?手配実績を集計しました。

| 順位 | 路線(区間) | 構成比(シェア) |
|---|---|---|
| 1位 | 羽田 ― 福岡 | 22.6% |
| 2位 | 羽田 ― 札幌 | 13.1% |
| 3位 | 羽田 ― 熊本 | 4.1% |
| 4位 | 羽田 ― 那覇 | 3.3% |
| 5位 | 羽田 ― 長崎 | 3.1% |
「羽田―福岡」「羽田―札幌」が全体の約36%
第1位の「羽田―福岡(22.6%)」と第2位の「羽田―札幌(13.1%)」を合算すると、これら2路線だけで全体の35.7%に達します。
熊本・那覇・長崎への出張需要
半導体工場の進出などで経済活動が活発な「熊本」や、拠点展開が進む「那覇」「長崎」といった地方都市への直行便需要も結果に見られます。
第1章のポイントまとめ
- 1位「羽田―福岡」、2位「羽田―札幌」で全体の35%超を独占
- 3位以下は九州、沖縄がランクイン
第2章 出張で選ばれる航空会社人気ランキング

出張において各企業がどの航空会社を利用しているかを集計しました。

| 順位 | 航空会社 | 構成比(シェア) |
|---|---|---|
| 1位 | 全日本空輸(ANA) | 37.7% |
| 2位 | 日本航空(JAL) | 36.8% |
| 3位 | スカイマーク | 12.4% |
| 4位 | スターフライヤー | 2.9% |
| 5位 | エアドゥ | 2.8% |
ANA(37.7%)・JAL(36.8%)が全体の約75%を独占
全日本空輸(37.7%)と日本航空(36.8%)を合算すると74.5%となり、出張手配の4件に3件は2大航空会社が選ばれています。路線網の充実さや運航便数の多さなど利便性で選ばれていることがわかります。
注目すべきは3位スカイマーク(12.4%)
大手航空会社に続く第3位には、中堅航空会社(MCC)のスカイマークが位置しています。大手航空会社より割安でありながら羽田・神戸・福岡・新千歳などの主要路線で根強く利用されています。また、4位スターフライヤー(2.9%)、5位エアドゥ(2.8%)といった地域特化型のMCCも、九州や北海道方面への選択肢として選ばれています。
監修者:勝間
羽田から福岡・札幌・那覇の3路線はいずれもスカイマークなど中堅航空会社(MCC)が就航しており、運賃も大手より抑えられる傾向があります。
「いつもの航空会社だから」「使い慣れているから」と大手航空会社を一律で選ぶのではなく、利用頻度の高い路線では、複数社を比較したうえで手配することが、無理のないコスト適正化につながります。
第2章のポイントまとめ
- 全日本空輸(37.7%)と日本航空(36.8%)が約75%を占有
- スカイマーク(12.4%)が手頃な価格と利便性で3位
- スターフライヤー・エアドゥなどのMCCも特定路線で着実に利用されている
第3章 普通運賃 vs 割引運賃!利用実態と価格差
航空券手配における最大の論点が「変更可能な普通運賃」と「早期購入などの割引運賃」の選択です。

| 運賃タイプ | 手配割合 | 平均購入金額 | 価格差 |
|---|---|---|---|
| 割引運賃(変更不可) | 66.5% | 26,139円 | 17,673円 安価 |
| 普通運賃(変更可) | 33.5% | 43,812円 |
企業の約66.5%が「割引運賃」を選択
企業の国内線手配実績のうち、全体の3分の2に相当する66.5%が割引運賃(変更不可)で発券されています。急な日程変更に対応できる普通運賃(33.5%)も一定数予約されているものの、多くの企業でコスト削減を重視した運賃選択がされていることがわかります。
普通運賃と割引運賃の平均価格差は約1.8万円

普通運賃の平均43,812円に対し、割引運賃は平均26,139円となっており、片道あたり17,673円(約1.8万円)もの価格差が生じています。往復出張であれば1回で約3.5万円の旅費削減につながる計算です。
監修者:勝間
「変更があるかもしれないから、出張がなくなる可能性もあるから」と普通運賃を選ぶ企業は多く存在します。
割引運賃は、予定変更で取消料を支払ったとしても、普通運賃を払い続けるよりトータルコストが大幅に抑えられるケースが多々あります。
第3章のポイントまとめ
- 手配の66.5%が「割引運賃」を選択し、コスト削減を優先
- 平均価格差は片道で17,673円(約1.8万円)と非常に大きい
第4章 飛行機出張は何日前に予約している?


予約は「8〜14日前(約24%)」が最多
航空券を予約するタイミングとして、最も割合が高かったのは「8〜14日前(23.9%)」でした。
航空各社の割引運賃は「搭乗日7日前」を境に運賃がぐっと上がるケースが多いため、多くの出張者が値上がり前の1〜2週間前に集中して手配を完了させています。
1ヶ月以上前の早期手配も約19%存在
定期的な出張や、あらかじめ日程が決まっている出張では、「31日以上前」に手配する割合が18.7%と2番目に高い水準を示しました。早期割引を確実に押さえて出張コストを抑えている実態が確認できます。
監修者:勝間
国内線航空券は、空席状況によって徐々に料金が上がっていく仕組みです。急な案件を除き、旅費規程などで「原則〇日前までの申請・予約」といったルールを設けるなど、企業として従業員に早期予約を促す仕組みづくりを進めることで出張コストの削減になります。
第4章のポイントまとめ
- 予約タイミングの最多は「8〜14日前(23.9%)」
- 「31日以上前(18.7%)」の早期手配も多い
第5章 飛行機出張で最も利用が多い曜日は?

飛行機出張における移動の曜日傾向を「往路(出発)」と「復路(帰還)」に分けて分析しました。

| 区分 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| 飛行機(往路) | 水曜日(18.7%) | 火曜日(18.2%) | 月曜日(17.9%) |
| 飛行機(復路) | 金曜日(23.2%) | 水曜日(16.5%) | 木曜日(16.4%) |
往路は週前半に分散、復路は「金曜日(23.2%)」に集中
往路のフライトは、水曜日(18.7%)・火曜日(18.2%)・月曜日(17.9%)と週前半の3日間にほぼ均等に分散しています。
一方、復路は金曜日に全体の約4分の1が集中しており、週末は自宅で過ごすパターンが表れています。
監修者:勝間
金曜日の夕方以降のフライトはビジネス客と週末の観光客が重なるため、満席リスクと運賃高騰が最も発生しやすい時間帯となります。金曜日の移動ピークを避ける日程調整を社内で推奨することは、出張者の身体的・精神的な負担軽減にも直結します。
第5章のポイントまとめ
- 往路は月曜、火曜、水曜の週前半に分散
- 復路は「金曜日(23.2%)」に集中
第6章 データから見る国内線航空券手配・出張コスト適正化のポイント

約3万件の手配データから見えてきた課題と実態を踏まえ、企業の総務・経理・出張管理者が実践すべきポイントを整理します。
1. 割引運賃を推奨しコスト削減
普通運賃と割引運賃の価格差は平均約1.8万円であることがわかりました。
「変更リスクがあるから」と普通運賃を一律で許可するのではなく、「原則は7日以前の割引運賃手配」を社内規程(旅費規程)で標準化することが、最大のコスト削減につながります。
2. 中堅航空会社の選択を推奨
スカイマークなどの中堅航空会社(MCC)を活用することで、快適に移動しつつ出張コストを抑えることが可能になります。大手航空会社と同じような路線、同じような時間帯であれば中堅航空会社も選択肢に入れましょう。
3. 出張手配システム(BTM)の導入
航空券を多くの選択肢から探すのは出張者にとって手間です。
そこで、1つの画面で複数の航空会社のスケジュール、価格を一元比較できる、ピカパカ出張DXのような「出張管理システム」の利用がおすすめです。
出張管理システムは「法人一括請求(会社請求)」ができるため社員の立替精算もなくすことができます。
監修者:勝間
国内線航空券のコスト適正化は、「割引運賃の活用」と「早期予約の定着」が効果的です。
出張管理システム(BTM)を導入すれば、最安値を出張者が迷わず選べるようになり、会社一括請求で立替も経理の手間も削減することができます。
まとめ
国内線航空券手配データ約3万件の分析を通じて、企業の飛行機を利用した出張の実態が明らかになりました。国内線航空券は、手配タイミングや運賃種別の選択によって1回あたり数万円単位でコストが変動します。「割引運賃の積極的な活用」と「早期予約を促す仕組みづくり」、そして手配を一元化するBTMの導入を進めることで、企業の出張コストと管理工数の大幅な削減が可能になります。自社の出張管理の見直しに、ぜひ本調査データをお役立てください。
本調査データの引用・転載について
本記事に掲載している図表およびテキストデータを引用・転載される場合は、必ず出典として「ピカパカ出張DX調べ」の明記と、本Web記事URLへのリンク設置をお願いいたします。(nofollow属性不可)