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海外出張でビザは必要?申請の流れから必要書類と企業の出張手配のポイントを解説

2023.03.15

公開日: 更新日:

海外出張では、渡航先や出張内容によってビザ(査証)の取得が必要になる場合があります。
日本のパスポートは多くの国で短期滞在のビザ免除が認められていますが、滞在期間や出張目的によってビジネスビザ(商用ビザ)や就労ビザの取得が求められます。ビザの種類や申請方法は国ごとに異なるため、事前に条件を確認しておくことが重要です。
本記事では、海外出張でビザが必要になるケースや主なビザの種類、申請の流れや必要書類だけでなく、企業の海外出張におけるビザ手配や出張管理のポイントについても解説します。

ピカパカ出張DXコラム執筆者中村

この記事の執筆者

編集部 中村

旅行業界歴15年以上。自身の国内、海外出張経験を生かして記事を執筆しています。旅行業務取扱管理者資格保持者。

ピカパカ出張DXコラム監修者勝間隆人

監修者

勝間 隆人 (株式会社ピカパカ 執行役員、法人DX推進事業部 部長)

出張管理(BTM)分野で20年以上の経験を持ち、累計400社以上のコスト適正化を支援してきた専門家が監修、解説します。

海外出張ではビザの確認が重要|必要になるケースを解説

そもそもビザとは、入国を認めるために渡航先の国が発行する「入国許可証」です。
渡航先の国が自国の安全などを守るために、事前に書類などで審査します。 ただし、すべての国で必要ではなく、入国にビザを不要とする協定を締結している国であれば、取得の必要ありません。

国や出張目的によって決まる

海外出張のビザ要否は、渡航先の国ごとの入国条件と出張の目的によって決まります。
日本のパスポートは多くの国で短期滞在のビザ免除措置が適用されていますが、業務内容によってはビザ取得が求められます。出張計画を立てる際は、渡航条件を確認し、必要な手続きを早めに準備することが重要です。

短期の商談や会議はビザ不要が多い

日本人の場合、多くの国では短期滞在のビザ免除制度があり、一定期間以内であればビザなしで入国できます。
短期間の商談や会議のみ、展示会参加などはビザ不要で渡航できる場合も多くあります。

技術指導や業務提供ではビジネスビザが必要

現地企業への技術指導や業務提供など、実際の業務活動を伴う出張ではビジネスビザ(商用ビザ)や就労ビザの取得が必要になることがあります。国によって規定が異なるため、事前に渡航条件を確認しておくことが重要です。

観光ビザで出張する際の注意点

観光ビザやビザ免除で入国できる場合でも、出張内容によっては入国審査で問題になることがあります。特に業務提供や報酬が発生する活動は、観光ビザでは認められないことがあるため注意が必要です。

海外出張で必要な主なビザの種類

海外出張では、渡航目的や滞在期間によって取得するビザの種類が異なります。ここでは、海外出張で取得することが多い主なビザを紹介します。

ビザの種類 詳細
ビジネスビザ(商用ビザ) ビジネスビザは、商談や会議、展示会参加などの商用目的で渡航する際に取得するビザです。多くの国で導入されており、短期の業務活動を行う場合に利用されます。
就労ビザ 就労ビザは、現地で働く場合や長期滞在が必要な場合に取得するビザです。
現地企業との雇用契約や、長期間のプロジェクト業務などが該当します。
電子ビザ(eVisa) 電子ビザは、オンラインで申請できるビザです。インドやベトナムなど、電子申請制度を導入している国では、大使館に行かなくても申請手続きを行うことができます。
電子渡航認証 一部の国では、ビザではなく渡航認証制度が採用されています。
主な電子渡航認証は、アメリカ(ESTA)、カナダ(ETA)、オーストラリア(ETAS)、韓国(KETA/26年まで免除)、ヨーロッパ(ETIAS)などがあります。
アライバルビザ アライバルビザ(Visa on Arrival)は、事前申請が不要で渡航先の空港到着後に申請と手数料の支払いを行うことで取得できます。インドネシア、カンボジア、バングラデシュなどが該当します。

海外出張のビザ申請の基本的な流れ

ビザ申請の手続きは国ごとに異なりますが、基本的な流れは共通しています。海外出張の計画が決まったら、次の手順で準備を進めます。

① 渡航条件と必要ビザの確認

まず、渡航先の国の入国条件でビザが必要かを確認します。外務省の安全対策基礎データや渡航先の各国大使館ホームページなどで確認ができます。出張目的や滞在期間によって必要なビザの種類が変わるため、事前の確認が重要です。

参考:外務省 海外安全ホームページ「査証(ビザ)について」

② 必要書類の準備

ビザ申請では、パスポートや招聘状などの書類提出が求められることがあります。
書類を揃えるのに時間がかかることもあるため、余裕をもって準備しておきましょう。

③ 大使館またはオンラインで申請

ビザの申請方法は、各国の大使館・領事館での申請や、ビザセンター、オンライン申請などがあります。
申請方法は国ごとに異なるため、申請先の案内に従って手続きを行います。

③ 審査・ビザ取得

申請後は審査が行われ、問題がなければビザが発給されます。審査期間は数日から数週間程度と国によって異なります。

ビザ申請の必要書類

ビザ申請で必要な書類を以下にまとめています。書類は、指定言語での記入が必要な場合もあるため注意しましょう。また、書類以外に査証代金(ビザの取得手数料)が必要になるため準備が必要です。

  • 申請書:ビザ申請時に提出する書類で、氏名や渡航目的、滞在期間などの情報を記入します。国によってはオンラインで申請する場合もあります。
  • パスポート:海外滞在中の「身分証明書」になるため、ビザ申請では必ず必要です。残存有効期間や空白ページの条件がある場合もあるため、事前に確認しておきます。
  • 招聘状:訪問先である現地企業からの招聘状が求められる国もあります。出張目的や滞在期間を証明するための書類となります。
  • 在職証明書:企業に所属していることを証明する書類として、在職証明書の提出が求められることがあります。
  • 渡航スケジュールと航空券:渡航日程や滞在予定を確認するため、航空券予約情報や滞在スケジュールの提出が必要になります。

海外出張のビザ申請はいつ行うべき?

ビザ申請は必要書類を揃えたり、審査に時間がかかる場合があるため、出張が決まったら早めに準備を進めることが重要です。また、入国の〇日前までに取得、入国の〇時間前から申請可能、などビザによっても条件が異なるため細かく確認が必要です。

ビザ申請の目安は出張の1〜3か月前

一般的には、出張予定日の1〜3か月前までにビザ申請を行います。早めに申請しておくことで、審査遅延などのリスクを防ぐことができます。

ビザは国によって審査期間が異なる

審査期間は国によって大きく異なります。繁忙期や追加書類が必要な場合は、1~2か月かかることもあります。

ビザ申請は代行サービスの利用も選択肢

海外出張では、渡航先や出張者ごとにビザ条件を確認し、申請状況を管理する必要があります。不慣れなビザ申請の準備や出張者が多い企業では、これらの手配業務が大きな負担になることもあります。
そういった負担を減らすために、ビザ申請の手続きを代行サービスに依頼することで、手配業務を効率化できます。

ビザ申請代行を利用するメリット

代行サービスを利用することで、必要書類の確認や申請手続きの負担を軽減することができます。指定言語での申請書類準備や国ごとのビザ条件の確認なども、サポートを受けることでスムーズに準備可能です。
 

ビザ申請代行の一般的な手続きの流れ

①出張内容の確認と渡航先の確認
②必要書類の準備
 申請書類の作成、出張者や会社で用意すべき書類と注意事項等を案内してくれます。
③代理申請
 出発予定日に合わせて申請手続きを行ってくれます。
④ビザ取得完了
監修者

監修者

海外出張では、ビザだけでなく航空券やホテル手配も必要になるため、担当者の業務負担が大きくなりがちです。ビザ申請代行サービス以外にも、ビザ申請代行にも対応している出張管理システムを活用することで、申請手続きの効率化と出張準備の負担軽減につながります。

海外出張のビザに関するよくある質問

Q. 短期の出張でもビザは必要ですか?

A. 渡航先の国や出張目的によって必要です。短期の商談や会議であればビザ不要の国もありますが、業務内容によってはビジネスビザ(商用ビザ)が必要になる場合があります。

Q.観光ビザで出張することは可能ですか?

A. 渡航先の国や出張目的によって可能です。短期の商談などであれば観光ビザやビザ免除で入国できる場合もありますが、業務提供や技術指導などを行う場合はビザが必要になります。出張内容に応じて、確認することが重要です。

Q. 海外出張のビザ申請は会社と個人のどちらが行いますか?

A. 海外出張のビザ申請は、出張者本人が申請するケースが多いです。企業によって出張規程や手配方法が異なりますが、一般的には総務部門や出張手配担当が必要書類の準備や申請手続きをサポートします。総務部門や管理部は、ビザ申請が問題なく進んでいるか、出張者の申請状況を管理する必要があります。
 

海外出張なら「ピカパカ出張DX」にお任せください!

  • 安心の査証(ビザ)代行申請:60ヵ国もの業務ビザの申請が可能。ビザの種類や申請に必要な期間など予め知識や労力を有するビザ申請をサポートし、手間と不安を軽減します。
  • 選べる2つの予約方法:オンラインと手配スタッフの2つの予約方法に対応。複雑な手配は、
    手配歴15年以上の手配スタッフに相談できます。
  • 海外出張に特化した請求明細:海外出張で煩雑になりがちな各種諸税の明細を、課税非課税を表記し一目で確認できるようにしています。

まとめ

海外出張では、渡航先の国や出張内容によってビザの取得が必要になります。必要書類は国によって異なるため、事前に入国条件を確認し、余裕を持って申請手続きを進めることが重要です。

出張手配の現場においては、航空券やホテルの予約に加えてビザ申請も必要になり、出張者が多い場合は、申請状況の管理や必要書類の確認などの業務負担が増えることもあります。
海外出張を円滑に進めるためには、出張手配やビザ申請を計画的に進め、必要に応じてビザ代行サービスや出張管理システムを活用することも有効です。

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