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世界の珍しい食事マナー9選

2024.04.08

          

海外の食事マナー知ってますか?

国が違えばマナーや習慣が違うのは当たり前ですが、海外で目の当たりにする前に事前に知っておきたいもの。
本コラムでは、日本人の視点から見て「変わってるな」と思う海外の食事マナーをご紹介します。

 

チーズの追加禁止(イタリア)



イタリアと言えばパスタにピザ!どちらもチーズが良く合いますよね。
日本ではレストランでパスタなどに、削ったチーズなどを好みに合わせて追加することができますが、イタリアではこのような食べ方はされません。
パスタもピザもシェフがその料理にとって一番最適だと考えるチーズの量に調整しているため、チーズを追加するという行為はシェフに対する侮辱だと捉えられるのだとか。
出された状態のものをそのままおいしく頂きましょう。


 

料理を残す(中国)



日本では「食べ物は残さず、きれいに食べましょう」と言われて育ったという方が多いと思います。
誰かにおもてなしして頂く際は尚更、お茶碗にごはん一粒残さず食べるのが良しとされていますよね。
ですが、中国では「出された料理は少しだけ残す」という、日本とは異なるマナーがあるのだとか。
これは中国では食べきれないくらい、たくさん料理を出すのがもてなす側のマナーとされているためなのだそう。
きれいに完食してしまうと「料理が足りない」というサインになってしまうのです。
「おいしかった!もうおなかいっぱい」という時は、お皿に一口、二口分残せば良しとされています。



 

早食い禁止(スペイン)



忙しいビジネスマンのあなた。食事が終わったら、次の仕事に取り掛かるために「じゃあ、お先に・・・」と、席を立っていませんか?
ですが、会話を楽しみながらゆっくりと時間をかけて食事をするのがスペイン流。時にはそれが数時間に及ぶことも。
誰かと食事を楽しむ時は早食いはもちろん、自分が食べ終わったからと言って席を立つのは御法度です。おいしい食事と楽しい会話を存分に味わってくださいね。




じゃがいもはフォークでつぶして食べる(ドイツ)



ドイツ料理と言えばポテト(じゃがいも)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
付け合わせにもよく登場するじゃがいもですが、なかにはゴロっとかなり大きいサイズのものもあります。
食べやすいサイズにするために、ついナイフで切り分けたくなりますが、ドイツではこれはマナー違反。
ナイフで切るのではなく、フォークの背でじゃがいもを潰して食べるのが礼儀だとされています。



 

ビールグラスをぶつけて乾杯しない(ハンガリー)



「仕事後の食事会にはビールが欠かせない!まずはグラスをカチンと合わせて楽しく乾杯!」という方も多いのではないでしょうか。
ですが、ハンガリーでビールを飲む時は、要注意。ハンガリーではビールグラスは音を鳴らして乾杯しないそうです。
なんでも、19世紀にハンガリーがオーストリアとの戦いに敗れた時、オーストリアの兵士たちが勝利を祝うためにグラスをカチンと鳴らしてビールで乾杯したのだとか。
それ以来ハンガリーではビールを飲む時はグラスをぶつけて乾杯しないようになったそうです。ですが、ワインなど他のお酒を飲む時は、音を鳴らして乾杯しても良いそうですよ!



 

お皿は両手で受け取る(韓国)



韓国ではお皿や酒杯を受け取る時、特に年長者から受け取る時は必ず両手で受け取るのがマナーとされています。
確かに両手で受け取る方が見た目にも美しいですよね。ついつい片手で受け取ってしまわないように心がけたいですね。



 

左手で食べてはいけない(インド)



一般的にインドでは左手は「不浄(汚い)手」とされていて、食事をする際は必ず右手で行わければなりません。
また、人と握手する時も必ず右手。お忘れなく!



 

アスパラガスは手で食べる(イギリス)



特にテーブルマナーに厳しい国として有名なイギリス。「なんでもきちっとフォークとナイフを美しく使って食べなければならない」というイメージが強いかもしれませんが、
イギリスにも「手で食べても良し」とされる食べ物が存在します。それはアスパラガス。
柄が長い場合はナイフで切って先の方をフォークで食べ、残りは手でつまんで食べても良いそうです。



 

食後のコーヒーと言えばエスプレッソ(イタリア)


 

「食後にコーヒーが飲みたくなる」という方も多いと思います。エスプレッソの本場イタリア。
食後に頼むコーヒーはミルクたっぷりのカプチーノではなく、エスプレッソを頼むのがツウなのだとか。
ミルク入りのコーヒーを注文しても「マナー違反」というわけではないようですが、レストランなどで食後にカプチーノを注文すると少し驚かれるかもしれません。
なかなかヘビーなイタリア料理。ミルクたっぷりのカプチーノは、確かに食後に飲むには少し重たいかもしれませんね。
カプチーノを食事の際に楽しみたいのなら朝がおすすめ。朝はパンなどと一緒にカプチーノを飲み、ランチやディナーの際は食後にエスプレッソを飲むのがイタリア流だそうです。


 

おわりに

いかがでしたか?
海外に行く際は、その国の文化を理解して行くことが大切です。
うっかりマナー違反にならないように気をつけましょう。




 

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ピカパカBTM編集部

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