COLUMNピカパカBTMコラム

海外出張行くまでに知っておきたい!チップ事情

2024.04.08


 

知っておきたいチップ事情とは?!

海外に行くまでには全くなじみのない『チップ』。
急にチップを渡す場面になり、焦らないようにするためにも事情を知っておくことは必要です。
今回は、これだけは押さえておきたいチップ事情をご紹介します。


 

そもそもチップとは?

チップとは日本風に言えば「心づけ」のこと。サービスを受けた際に感謝の気持ちを込めて渡すお金のことです。
日本ではホテルやレストラン、カフェなどでサービスを受け支払いをする際、レシートに表記された金額以外に別途サービス料などを支払う習慣はありませんよね。
これは日本ではサービス料がすでに含まれているためです。 ですが海外、特に欧米ではサービス料は宿泊代や料理の料金に含まれていないため、
別途「チップ」としてサービス料を支払います。

 
 

どんな時に渡すの?



チップを渡す機会が多いのは、主にレストランやホテル、タクシーの利用時。
レストランでは最後のお会計時に、テーブルを担当してくれたウェイターさんやウェイトレスさんにチップを渡します。
レストランと同様、タクシーでも運賃の支払い時にチップを渡します。
一方、チップを渡すタイミングに戸惑う人が多いのがホテル。チェックイン後スーツケースなど荷物をお部屋まで運んでもらった時や、
チェックアウト時に荷物をタクシーまで運んでもらった時に渡すのが一般的です。
他には、ルームサービスで食事を運んでもらった時に渡します。またホテルに連泊する場合は、
ルームメイキングをしてくれるスタッフさんのために、枕元に1ユーロや2ドル程度「ピローチップ」として置いておくと喜ばれます。
なかにはいつもよりより念入りにお掃除をしてくださったり、アメニティをしっかりと補充してくださることも。
ただし、ピローチップを枕元に置いておくだけだと、チップなのか部屋に置き忘れた現金なのかの見分けがつかず、
スタッフさんが「チップとしてもらっていいお金なのか」と迷ってしまうこともあるので、
ひと言現地の言葉で「ありがとうございます」とメモ用紙にメッセージを添えてチップを置いておくと素敵ですね。


 

必ず渡すべき?



「チップは気持ち次第。渡すと喜ばれるが、別に必ず渡さなければいけないというものでもない」という国もありますが、
なかには「基本的にチップは渡すべきもの」とされる国もたくさんあります。
特にアメリカの場合、レストランのウェイターさんやウェイトレスさん、ホテルのドアマンやポーターさん、タクシーの運転手さんなど
サービス業に従事する方の時給は基本的に低いと言われています。
これはアメリカではチップの習慣が一般的なため、お店側は従業員のチップ収入を見越して時給を設定しているためです。
そのため、彼らにとっての重要な収入源は基本給ではなくチップといっても過言ではありません。
このように国によっては、チップはサービスを提供してくださる方にとって非常に重要な意味合いを持ちます。
そのため、事前に訪れる国のチップ事情を確認して、チップが習慣的な国では「基本的に払うべきもの」と意識して、しっかりとチップもお支払いするようにしましょう。
素敵なサービスを受けた時は「ありがとう」の言葉と共に、少しチップを弾むときっと喜んでもらえるでしょう。
一方、満足したサービスを受けることができなかった際はチップは少額に留めておく、
あるいは相当ひどいサービスの場合はチップを渡さないという選択肢もありますが、その際は言葉を選びながら満足できなかった点を伝えることができればスマートですね。


 

どうやって渡せばいいの?



チップは渡したい時にサッと渡せるように、小額紙幣をマネークリップなどでまとめてポケットに入れておきましょう。
相手の目の前でゴソゴソと財布を取り出して開くのは、できれば避けたいところ。
お金がたくさん入ったお財布の中身を見て、高額なチップを要求してくる人がなかにいるためです。
また、相手の目の前でお財布から取り出すよりも、ポケットなどからサッと取り出してさりげなく渡せる方が、ぐっとスマートですよね。
また、お釣りを受け取らないのもスマートなチップの渡し方です。
例えばレストランで支払い合計金額が35ユーロだった時、40ユーロ紙幣でお支払いをして「お釣りは結構です。ありがとうございました」とにっこり笑って伝えることができれば素敵ですね。

 

どれくらい渡せばいいの?



「チップをどれくらい渡せばいいんだろう?」と頭を悩ませてしまう方も多いようですが、チップの相場は国やレストラン、ホテルの格、サービス内容によって様々です。
現地で戸惑わないためにも、訪れる国のチップ事情を事前にしっかりと確認しておきたいですね。
ちなみに、レストランのなかにはサービス料として請求金額にチップが事前に入っていることがあるので、このような場合はチップを追加で支払う必要はもちろんありません。
支払い時にはしっかりとレシートを確認して、チップを二重払いしてしまわないように気を付けてくださいね。


 

まとめ

海外に行く機会がないと触れることのないチップ事情ですが、事前に行く国のチップの相場を調べておくことが大切です。
素敵なサービスを受けた際に、チップを渡す感覚を身に着けてみて下さい。

 
 

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