COLUMNピカパカ出張DXコラム
国内線の欠航や乗り遅れた場合の対処法
2023.06.15
まえがき
出張の際、天候不良などで、予約した便が定刻通り出発できるかどうか、不安になった経験がある方がいらっしゃるのではないでしょうか。又、公共交通機関の遅延で、乗り遅れた経験がある方もいらっしゃると思います。
今回はこのような対処法含め解説を致します。
国内線天候不良などによる欠航
その① 出発当日欠航になった場合。
急遽、出発当日予約便が欠航になった場合は、自社便内での後続便への振替や払い戻しが可能となります。また、ピーチ、ジェットスターなどのLCCでも自社便内での後続便への振替や払い戻しが可能となります。
その② 変更・払い戻しのルール
ANAやJALの欠航による便の変更や、払い戻しのルールをまとめました。※2023年5月27日現在
【ANA】
変更:出発日から10日以内までの手続き。航空券の有効期間・出発予定日+30日上記のどちらか長い方
払い戻し:出発日から30日以内
【JAL】
変更:運航に影響が見込まれる便であれば手数料無料でご搭乗日から30日以内の変更、
払い戻し:出発日から30日以内
※各航空会社共に、旅行会社で購入した場合の払い戻しは、旅行会社からの返金となります。
その③ 欠航便のすぐ後の便がキャンセル待ちの場合
まずは空席待ちの手続きをして下さい。手続き方法と致しましては、空席待ち整理券を空港カウンターで受け取る形となります。但し、空席待ちなので必ずしも希望の便へ乗る事ができるとは限りません。
その④ 出発前日の対応方法
台風や大雪などの荒天の場合、航空会社が事前に、影響がでる日時、対象空港がホームページで発表されます。対象になった場合は、便の変更や払戻が可能となります。事前にホームページで確認する事をお薦め致します。
その⑤ 往路便が欠航。その場合の復路便へのキャンセル対応
往路便復路便が同一航空会社で復路便の場合は、キャンセルが可能です。往路便、復路便が別の航空会社の場合、一旦は復路便のキャンセル料がかかりますが、
往路便の欠航証明書を復路便の航空会社へ提出していただければ、後日キャンセル料が返金される場合がございます。
国内線機材故障などのよる欠航
その① 機材故障により振替便詳細
ANAやJALの場合は、連帯運送を行っている他社便への振替も可能な場合もございます。【ANA】
IBEXエアラインズ、エア・ドゥ、ソラシドエア、スターフライヤー、オリエンタルエアブリッジ、JALグループへ振替可能
【JAL】
ANAへ振替可能
※機材故障などの場合のみ他社便*または他交通機関(新幹線など)への変更が可能。
その② 宿泊費の補償
機材故障などで欠航して、翌日便へ振替の場合は、宿泊費も補償されます。宿泊費は各航空会社の規定となります。
例)ANAの場合は15,000円が上限。
※天候等の欠航の場合は、宿泊費の補償対象外となります。
国内線乗り遅れの場合
その① 公共交通機関の遅延による対処方法
公共交通機関の遅れによって、予約便に乗り遅れた場合は、必ず遅延証明書を受け取り、空港カウンターで提出すれば、後の便へ変更してもらえる場合もあります。
また、便出発前までに、航空会社へ事前に連絡する事をお薦め致します。
その② その他理由での乗り遅れの場合
上記以外の事由での乗り遅れの場合は、通常、キャンセル料や航空運賃が全額発生となり、新たに後続便のチケットを買い直していただく事になります。但し、変更可能のチケットでの乗り遅れの場合は、予約便出発前までに航空会社へ連絡すれば、後続便への変更が可能です。
変更不可のチケットの場合でも、まずは空港へ向かっていただく事をお薦め致します。
空港で理由を説明し、空席状況によって場合より、後続便へ乗れる場合もあるかもしれません。
※すべてが後続便へ乗れる場合があるとも限りませんので、ご注意ください。
まとめ
天候不良により、急な欠航や、出発時間の変更などが考えられますので、出発前事前に航空会社のホームページにて運行状況をご確認ください。
乗り遅れの場合でも、まずは焦らず、航空会社に連絡し空港まで行かれる事をお薦め致します。