出発直前の最終チェック！海外出張前の見落としがちなポイントをまとめてみました

服装は？

ついうっかりしがちなのが現地での服装。例えば夏に「暑いから…」と、日本の感覚で夏服しか用意していないと、現地で後悔することになるかもしれません。
例えばヨーロッパでは、夏でも夜になると急激に冷え込み、上着がないと寒くて震えてしまうことも。
体調を崩さないためにも、事前にしっかりと現地の気候と服装を確認しておきましょう。
また、日本と文化が大きく異なる国に行く際は服装への配慮が必要です。特にイスラム圏などでは女性の服装に関する様々な決まりがあります。
現地人ではない私たちがそれを厳守することは求められませんが、やはりトラブルを避けたり、現地の人々に対する配慮のためにも、肌の露出を避けるように心がけたいですね。

 

パスポートの残存期限は？

海外に行くために欠かせないパスポート。残存期限はしっかりと確認しましたか？
「パスポートの有効期限はあと3か月。今回の出張はたった1週間だから大丈夫」なんて思い込んでいると大変なことになるかもしれませんよ。訪問国により、入国時に必要なパスポートの残存有効期限が異なります。
残存有効期間が3か月以上ないと入国できない国がほとんどですが、なかには6か月以上必要な国も。パスポートの更新には数日必要なため、余裕をもって早めにお手持ちのパスポートの残存期限を確認しておきましょう。


 

ビザの取得は必要？

短期滞在であれば、世界中のほとんどの国にビザなしで入国できる日本のパスポート。
そのため、私たち日本人は海外に出かける際「とりあえず、パスポートだけあれば大丈夫」なんて思いがちですが、訪問する国によっては旅行出発前に事前にビザ（査証）の取得が必要なことも。
通常、申請してから数日でビザ発給が行われますが、時には数週間かかる場合もあるので、余裕を持って早めに手続きしておくことをおすすめします。


 

海外出張保険に加入した？

万が一に備えて入っておきたい海外出張保険。出張先での急な病気やケガはもちろん、様々なトラブルを幅広くサポートしてくれる保険は強い味方。
特に出張が長期に及ぶ場合は、加入しておくことを強くおすすめします。


 

緊急連絡先はどこ？

出張先で何かあった際に日本の家族や会社にすぐに連絡が取れるように、緊急連絡先を必ず確認しておきましょう。
また、万が一日本で何かあった際に、日本の家族や同僚があなたとすぐに連絡が取れるよう、現地での連絡先を伝えておくのもお忘れなく。


 

予防接種は必要？

アフリカや東南アジアをはじめ、渡航先によっては予防接種が必要な国も。
自分自身を感染症から守ることはもちろん、場合によっては入国時に予防接種証明書の提出を要求される国もあるため、予防接種が必要かどうか、事前に確認しておきましょう。
また予防接種の必要が特にないとされている国でも、食べ物や水が合わなくて下痢になってしまう人もしばしば。
痛み止めや胃薬、風邪薬など、日本で普段服用している常備薬の準備もお忘れなく。


 

水は清潔？

当たり前のように水道水を安心して飲める日本。
ですが、海外では水道水を安心して口にできるのは、ほんのひと握りです。
腹痛や下痢を避けるためにも、飲料水はペットボトルに入ったミネラルウォーターに限り、生モノや生野菜は避けるように心がけましょう。
それから、つい見落としがちですがドリンクの「氷」にもご注意を。レストランやカフェなどでドリンクに入れられる氷は水道水から作ったものがほとんど。
ドリンクの注文時には「氷なしで」と一言伝えることをおすすめします。


 

訪問国の文化やマナーを学ぶ

例えばビジネスシーンで、日本と欧米の典型的な文化の違いとして挙げられるのが「アイコンタクト」。
日本では昔から、相手の目をじっと見るのは失礼だとされてきましたが、欧米では逆。
目を見て話ができない人は「ちゃんと話を聞いていない」「信頼できない人」と思われてしまいます。“日本の常識は世界の非常識”。
トラブルを避けたり、思わぬ誤解を引き起こさないためにも、訪問国の文化やマナーを学んでおきたいですね。



いかがでしたか？
最終チェックの際は持ち物に加え、この8項目が確認できていればOKです。
海外出張、どうぞお気を付けて行ってらっしゃい！

 

■記事運営

ピカパカBTM編集部


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