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海外出張中にスリに遭ってしまった時の対処法は?

2024.04.08

 

スリに遭った時どうしますか?

あなたは海外でスリに遭った時、どのように対応しますか?
日本は海外と比べるとスリの被害が少ないので、対処法がすぐに思い浮かぶ方は少ないです。
本コラムでは、いざ被害に遭った時の基本的な手順をご紹介します。

 

まずはクレジットカード会社に連絡



スリ被害に遭ってしまったことがわかったら、まずは真っ先にクレジットカードが手元にあるか確認しましょう。
もしクレジットカードも盗難に遭ってしまったようであれば、不正利用の被害を防ぐために、
すぐにクレジットカード会社の『紛失盗難デスク』に連絡をして無効手続きを行います。
ですが、海外での盗難被害、しかもはじめてのことでパニックになってしまう方が多く、
「海外からの連絡先(電話番号)がわからない」「(海外からの)電話のかけ方が間違っているのか、クレジットカード会社に電話をかけてもつながらない」と戸惑う声もよく耳にします。
そのため、利用しているクレジットカード会社の海外出張・旅行中の『紛失盗難デスク』の連絡先を事前に確認しておくと万が一の際に心強いです。
ちなみに、しばらくしてクレジットカードが見つかったとしても、一度無効手続きをしてしまったカードを再び利用することはできないので、早とちりにはくれぐれもご注意ください。
なお無効手続きをする際に、再発行の流れについてもクレジットカード会社に確認しておくと、後々何かとスムーズです。


 

パスポート再発行の準備



パスポートの盗難被害に遭ってしまったら、帰国日までに必ずパスポートまたは緊急旅券を再発給してもらう必要があります。
パスポートまたは緊急旅券の発給は、滞在国の日本大使館または領事館で行います。
手続きのためには、現地警察で発行してもらった『紛失・盗難届出証明書』やパスポート用の顔写真(証明写真)の他にも戸籍謄本(あるいは戸籍抄本)が必ず必要となります。
海外でパスポートを紛失した際、一番手間がかかるのが戸籍謄本の入手。
6カ月以内に発行されたものが必要となるのですが、戸籍謄本(抄本)は日本でしか発行できないため、
家族や友人など日本にいる誰かに連絡をして役所に取りに行ってもらう必要があるためです。
帰路のフライト日が迫り、時間が限られている状況にも関わらず、「日本の家族になかなか連絡が取れない」と困ってしまう方も少なくありません。
そのため万が一に備えて、いつ何時でも日本にいる家族や友人に連絡がつくように出発前に必ず取り決めをしておき、
万が一の際は手続きをスムーズに進められるよう、すぐに戸籍謄本(抄本)を入手してもらえるよう連絡を入れましょう。


 

最寄りの警察に行く

以上2点が済んだら、現地の最寄り警察に行き『紛失・盗難届出証明書』を発行してもらいましょう。
『紛失・盗難届出証明書』はパスポートまたは緊急旅券の発給にも必ず必要な書類ですし、
海外出張・旅行保険に加盟していて補償を受けることができる場合、申請時に必要となる大切な書類です。
ただし海外出張・旅行保険に加入していても、盗難被害の場合、現金は補償対象外など、カバーされない内容もあるので、
被害にあったらすぐに保険会社に連絡をして詳しい内容や申請の手続きなどをしっかりと確認しましょう。  


 

まとめ

いかがでしたか?
本来であれば、以上の手順を使用することなく海外出張に行けることが本望です。
ですが、いつ・何があるか分かりません。念の為にも、備えておくことは重要です。
この情報がお役に立てば、幸いです。


 


 

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