COLUMNピカパカ出張DXコラム
要チェック!体に負担をかける出張フライト中の5つの行為
2023.07.28
「長時間のフライト後は、いつもぐったり・・・」
特に海外出張など、フライト時間が長い場合、機内の狭い空間でじっとしているのは、体に負担がかかりますよね。目的地に到着しても、体がぐったりしている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方はもしかすると、フライト中にしている何気ない行為が体に負担をかけているのかも。
今回はそのような行為をご紹介します。
水を飲まない
よく「フライト中はお手洗いになるべく行かないように、なるべく水分は取らない」という声を耳にしますが、座りっぱなしと同じく、体への負担が大きいので絶対にやめるべきです。
お手洗いにも行かずに長時間同じ姿勢で座りっぱなしなのが体に悪いのは言うまでもありませんが、乾燥した機内では体内の水分がどんどんと奪われ、ますます血液はドロドロになり血栓ができやすい状態に。エコノミークラス症候群を引き起こす可能性もあり、とても危険です。体の不調を防ぐためにも、できれば1時間にコップ1杯の水を。いつもよりも水分を多く取ることを心がけてくださいね。
保湿しない
機内でのこまめな水分補給はエコノミークラス症候群だけではなく、風邪の予防にも効果的!
地上と比べ、随分空気が乾燥している機内。フライト中、乾燥でのどの痛みを感じる方も多いのではないでしょうか。のどの粘膜が乾燥しやすい機内は、風邪の原因となるウイルスに感染するリスクが高まると言われています。
こまめな水分補給の他、乾燥が気になる方はのど用のスプレーを用意して、のどの保湿を心がけてくださいね。
また機内では肌も乾燥しがち。手がカサカサになったり、爪が乾燥で割れやすくなってしまうので、ハンドクリームや保湿クリームもお忘れなく!
お酒やコーヒーを飲み過ぎる
ちょっとした息抜きを兼ねて“空の上での1杯”を楽しみにされている方もいらっしゃるかと思いますが、くれぐれもお酒の飲み過ぎにはご注意を。またカフェインが含まれ眠気を覚ます効果のあるコーヒーも飲み過ぎは禁物です。お酒を飲んでつい気分が良くなりフライト中寝すぎてしまったり、逆にコーヒーの飲み過ぎで目が冴えてしまい一睡もできずしんどい思いをする羽目になるかもしれません。また、地上より気圧が低い機内では、通常よりも酔いやすくなり、酔いも覚めにくいと言われています。
目的地に着いてからしんどい思いをしないためにも、お酒やコーヒーを楽しむ際は、1杯程度にとどめておきたいですね。
席を立たない
時には10時間以上にも上る長距離フライト。
足のむくみやエコノミー症候群を予防するためには、定期的に席を立って歩くのが効果的だと言われていますが、窓側の席に座っている時は、通路側の席に誰かが座っているとなかなか気軽に席を立つことができませんよね。
そのため「通路側に座っている人に声をかけづらくて、結局フライト中一度も席を立たなかった」という方もなかにはいらっしゃるようですが、やはり体のためには良くありません。
「フライト中、隣の方に声をかけづらくて・・・」という方は、いつも最初に飛行機の座席に座る時に、お隣の方に挨拶をされていますか?
言葉がうまく通じなくても、最初ににこりと笑顔で「こんにちは」“Hello”と挨拶をしておけば、その後のお互いの印象も随分変わってくるものです。
それでもやはり「声をかけるタイミングをうまくつかめなくて、いつもストレスになる」という方は、最初から通路側の席を予約することをおすすめします。
タイトな服を着る
飛行機に乗る時、いつもどんな格好をしていますか?
短時間のフライトなら、仕事用のスーツやジャケットを着ていても問題ありませんが、長時間に渡って同じ姿勢で座り続ける長距離フライトでは、機内では体への負担が軽いリラックスできる服装を心がけましょう。
とは言え、機内も公共の場。あまりリラックスし過ぎる格好は考えものですよね。そこでおすすめしたいのが、ゆったりとした履き心地の良いパンツやロングスカートです。長時間座ったままの姿勢になるため、ジーンズやスキニーパンツなど、血流を妨げてしまう圧迫感のあるパンツは疲れの原因となるので避けましょう。