COLUMNピカパカBTMコラム

この状況をどう対応する!?海外出張での接待

2023.08.07

相手と仲を深めるための絶好のチャンス!ではあるものの、、

出張中時の接待は、取引先の相手との仲を深められる機会ではあるものの、何かと気を遣うこともありますよね。
ましてや、海外出張であれば尚更不安な気持ちにもなりがちです。
そこで今回は、デリケートな話題をふられた時、海外での接待の場面で苦手な食べ物が出てきた時、(飲めないのに)お酒をすすめられた時のおすすめの対応方法をお伝えします。
 

デリケートな話題や知らない話題が出たら


接待の席で宗教や政治の話を持ちだすのはマナー違反とされていますが、もしデリケートな話題が出てきたら、思わぬ誤解を生まないためにもなるべく賛成も批判もせずに聞き役に徹するのが無難です。

また知らない話題を振られて答えに困ったら知ったかぶりをしたり適当に答えたりせずに「すみません、あまり詳しく存じ上げなくて・・・」と知識不足であることを隠さずに伝えましょう。

ただし「知らない」と言うだけではそれ以上会話が進みませんよね。例えば「クラシック音楽はお好きですか?」と尋ねられた際は「ごめんなさい。あまり音楽には明るくなくて・・・。クラシック音楽、お好きなのですか?初心者にはどんなクラシックがおすすめですか?」などというように、相手にどんどん質問をして教えてもらいましょう。
 

苦手な食べ物が出てきたら


接待の席に限らず、誰かと一緒に食事をする時、どんなものでも「美味しいですね!」と笑顔で楽しそうに食べることができる人はとても印象が良いものです。ですがやはり、なかにはどうしても苦手な食べ物もあるものですよね。

アレルギーなど特別な理由があるわけではなく、単なる好き嫌いの問題であれば我慢して食べたいとろですが、どうしても苦手なものは無理をしなくてもいいでしょう。

事前に相手が「苦手なものはありますか?」と気を遣って尋ねてくださることもありますが、何も聞かれずたまたま苦手なものが出てきてしまった場合は、お箸をつけずにそっと残しましょう。

相手に聞かれもしないのに「私はこれが嫌いで・・・」などと言うのはマナー違反。また嫌いなものを伝える際も”嫌い“という言葉ではなく「実は私はこれが苦手で・・・」という風に、”苦手“という言葉を選びたいですね。

一方相手に「お箸をつけていらっしゃらないですが、どうかなされましたか?」と聞かれたり、一対一で食事をしたりしている時などは「ごめんなさい。せっかくなのですが、実は苦手で・・・」「実はアレルギーがあって・・・」などと、やんわりと伝えるといいでしょう。

また、海外では日本では口にしたことがないような、変わった食材を使った料理に出くわすこともありますよね。いわゆる“ゲテモノ”が出てきた時、あなたならどんな反応をしますか?

思わず「うわぁ!」と顔をしかめたくなるようなものでも、相手があなたへのおもてなしの気持ちを込めて用意してくれたご自慢の郷土料理かもしれません。

もしあなたが逆の立場だったら・・・と想像してみてください。相手に喜んでもらおうと思ってあなたが用意した料理を前に「うわぁ!何ですか、この変わった食べ物は?!」と顔をしかめられたら良い気分はしませんよね。

どんなに見た目が強烈なものでも、できれば見た目だけで判断せずに「どんな味がするのかな」とワクワクした表情で果敢にチャレンジしたいもの。相手もきっとそんなあなたの姿を喜んでくれることでしょう。

仮に口に合わなくても「わぁ!面白い味がしますね。はじめて食べました!でも、初心者の私にはちょっと刺激的すぎる味がします。おかげさまで良いお土産話になりそうですよ。ここではよく食べる料理、みなさんもお好きなのですか?私の分も、どんどん召し上がってください!」などと笑顔でリアクションできれば、相手も気分を害することはないでしょう。
 

飲めないのにお酒をすすめられたら


お酒が飲めない人にとって接待は大きな悩みのひとつですよね。「場の空気を悪くしたくないから・・・と無理をして飲むけれど、いつも体調が悪くなって後悔してしまう」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

海外、特に中国への出張が多い方からは「中国ではお酒の席では注がれたお席を飲み干さないと失礼に当たると聞くので、お酒が飲めないので不安だ」なんてお声を時折耳にします。

日本では「乾杯のお酒くらいは、ひと口飲む」という人も多いと思いますが、海外では場合にもよりますが“飲まないなら飲まないことに徹する”のが一番無難でしょう。

無理をして「最初の一杯だけ飲みます」と言ってしまうと、その後「まあ、そう言わずに・・・」と次々と乾杯を促されることも。ひと口だけ、一杯だけ飲んで途中からソフトドリンクに切り替えると「飲めるのに飲まない、付き合いの悪い人」という印象を与えかねません。

途中からソフトドリンクに切り替えるつもりなら「ごめんなさい。体質的に全くお酒が飲めないんです。でも、みなさんとの席を楽しみたいので、ぜひご一緒させてください」と最初からひと口も飲まないことに徹しましょう。

 

 

ちょっとした心がけで実践できます

以上いかがでしたでしょうか?
いずれもちょっとした心がけで実践できるものばかり。出張での接待時は、ぜひ頭の片隅に置いていただけると嬉しいです。


 

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