COLUMNピカパカBTMコラム

外国人に聞いた!「どうしてこうなの?!」 日本人の不思議なところ

2024.04.08

  

文化の違いから起こる「なぜ?」を見てみよう

文化や決まりごとはどの国でもありますが、それはビジネスでも同じなこと。
日本人と仕事をする外国人が「どうして日本のビジネスマンはこうなのだろう・・・」と不思議に思ったり、悩んでいる点とは一体何でしょうか?

それでは早速見てみましょう!


 

意思決定が遅い


一般的に海外では「日本企業は意思決定をするのに時間がかかる」と言われています。
また「日本企業は意思決定は遅いが、物事が決定した後の行動は驚くほど速い。そして、散々待たされたのに、こちらの対応が少しでも遅れると批判される」という意見も。

日本企業が諸外国の企業に比べて決定を下すのに時間がかかる理由はいろいろあると思いますが、なんでも決定は早ければいいというものではありませんよね。
仕事に対して正確さと高い完成度を求める日本人。ただ単に意思決定に時間がかかっているだけでは問題ですが、時間がかかるのにそれなりの理由があるのなら話は別です。

「日本人はどうして意思決定が遅いんだ?」なんて聞かれたら、日本人の仕事に対する慎重さと真面目さを胸を張って伝えたいですね。



 

同じような質問を何度も行う


筆者も何度か目にしたことがあるのが、「つい先日答えたばかりなのに、どうしてまた同じ質問をしてくるんだ!」と頭を抱える外国人の姿。
「日本人は同じ質問を繰り返す」と嘆く彼らによくよく内容を聞いてみると、質問をしたその日本人は同じような質問を何度も角度を変えて行っているようでした。

物事をより正確にするため、意思疎通の違いを避けるために、何度も同じようなことについて確認を取る慎重な日本人。
重要な内容であれば、なおさらその慎重さは大切ですよね。お互い効率良く仕事を進めるためにも、
何か不安に思う事や不明確な点がある場合は、「どういった点が不安なのか」、「何がわからないのか」を明確にして、
更に「どうしてそれを確認することが重要なのか」を相手にきちんと伝えることができると、「同じ質問ばかりしてくる!」と思われずにコミュニケーションを円滑に進めることができます。


 
 

“役職者”や“年上”を非常に敬う


一般的に肩書や年齢重視の日本社会。相手の肩書や経歴によって接する態度が大きく変わったり、
自分より相手が数年年上だというだけでへりくだったりする日本人の姿が、海外のビジネスマンの目には不思議に映るそうです。

もちろん、よりスキルや経験が豊富で苦労を重ねてきた上司や先輩社員を尊重することは大切だと思います。
ですが、“役職者である”“年上である”というだけで盲目的に敬うのではなく、一人間として対等な関係にあるべきだ、という彼らの意見にも一理あるのではないでしょうか。

 


メールが長い


「日本人のメールは長い!」「要点をまとめればほんの数行で済むのに、まるでエッセイみたいな長さだ」。
これも海外のビジネスマンからよく聞く「日本人ビジネスマンあるある」のひとつ。

「お世話になっております」や「お疲れ様です」や季節の挨拶から始まり、メールの締めくくりは「何卒よろしくお願い申し上げます」など、
相手への挨拶や気遣いが詰まった日本人のメール。そんな日本ならではの細かい気遣いは素敵だと思いますし、
相手によってはそれを抜かしてしまうと「そっけない」「冷たい人だ」という印象を持たれてしまうかもしれません。

ですが、海外のビジネスマンには、それがまどろっこしく感じる人も。相手がメールを簡潔に書く人なら、
要点だけまとめてシンプルな内容で送ってしまってもいいでしょう。そうすれば時間の節約にもなり、より効率的ですものね。



 

名刺を崇拝する


日本のビジネスシーンで非常に大切にされる名刺。日本では「相手から頂いた名刺は、相手自身と同じように丁寧に扱うべきだ」とも言われますが、
このような‟名刺崇拝文化‟は日本独特のもの。初対面の方と会ったら、まずはお辞儀をして名刺交換・・・という光景は日本のビジネスシーンではあたりまえですよね。

ですが海外では、まずは何よりも名乗りながら握手をするのが一般的です。それから、たまに渡した名刺にメモを書かれた・・・とびっくりする日本のビジネスマンがいますが、
それは相手が日本のビジネス文化をよく知らないだけ。悪気があってしているわけではないので、どうかひどく気分を悪くなさらないでくださいね。

 


最後に

日本と海外で文化の違いで考え方も大きく変わります。
相手のビジネスの仕方を学び、相手の習慣や仕事の進め方に合わせることも時には必要かもしれませんが、
「どうして日本人はこうなんだ?」と聞かれた時に、しっかり説明できることも大切なのではないでしょうか。
しかし、人と真摯に向き合うことはとても大切なので、日本人ビジネスパーソンとしての誇りを持って人と接していれば
どんな相手、言葉や文化の壁もきっと乗り越えられるはずです。



 

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