航空会社のアライアンスとは？

 

アライアンスの基礎について知ろう！

「アライアンス」という言葉は様々な業界でも使われますが、ここでは「航空会社間の連合組織」を指し、日本では「航空連合」とも言われます。
その言葉の通り、複数の航空会社が提携してできた組織となり、同じアライアンスに属していると主に以下のようなメリットがあります。
 

＜メリット①　マイレージの通算が可能＞

恩恵を特に感じやすいメリットとして、マイレージの通算ができるという点です。
自分がマイルを貯めている航空会社以外でも、同じアライアンス内の航空会社であれば同じくマイルを貯める・または使うことが出来ます。
同じアライアンス内の航空会社を選ぶことで、マイレージが格段に使用しやすくなるのです。

 

＜メリット②　スムーズな乗り継ぎや運航先の拡充＞

同アライアンス内ではフライトスケジュール等のが共有されているため、スムーズな乗り継ぎが可能です。
またアライアンスに加盟していることで、コードシェア便による共同運航ができ、航空会社単体の場合よりも取扱路線を増やすことが可能です。

 

＜メリット③　共通サービスが利用できるようになる＞

空港のラウンジなどのサービスも、同じアライアンス内で利用しあえる点も魅力の一つとなっています。
世界各地の空港でも、利用航空会社と同じアライアンスのラウンジがあればそこを利用することが可能です。
 

主要なアライアンス解説

次は、実際にどんなアライアンスがあるかを解説します。
 

・スターアライアンス

世界最大のアライアンスであるスターアライアンスは、就航国数が192ヵ国・就航空港数が1300以上となっています。
全日本空輸（ANA）やユナイテッド航空、ルフトハンザ、シンガポール航空等25社以上の航空会社が加盟しています。加盟航空会社は最多を誇り、就航エリアに偏りがないのが特徴です。
 

・ワンワールド

アメリカン航空やブリティッシュ・エアウェイズ等、15社前後の航空会社が加盟しているアライアンスです。
日本の航空会社では日本航空（JAL）が加盟しているため、JALマイレージを貯めたい方はワンワールド加盟の航空会社を選ぶのがおすすめです。
 

・スカイチーム

スカイチームは日系航空会社の加盟はありませんが、およそ20社の航空会社が加盟しています。
主な加盟航空会社はデルタ航空やエールフランス、大韓航空等があり、アメリカ・フランス・韓国・中国などへのネットワークが強力です。
 

アライアンスの主な活用方法

今回は、航空会社のアライアンスについて解説しました。
マイレージやラウンジサービスの共通利用など、知っておくとお得に活用できる場面が数多くあるので覚えておくと良いでしょう。
また、出張による海外渡航の際は「ピカパカBTM」を使って航空会社の横断検索・比較検討が可能です。
海外渡航をよりお得にするために、アライアンスを使いこなしましょう！