COLUMNピカパカ出張DXコラム
「新幹線のビジネス車両とは?「TRAIN DESK」と「S Work車両」の違いを調査」

「TRAIN DESK」と「S Work車両」の違いとは?
「新幹線のビジネス車両とは?「TRAIN DESK」と「S Work車両」の違いを調査」ビジネス車両(オフィス車両)とは?
多様化する働き方に対応した車両
これまで新幹線の車内は、観光客とビジネス客が混在しており、「子供の声がうるさくて仕事に集中できない」「キーボードの操作音が隣で寝ている乗客の迷惑にならないか気になる」といった様々な意見が交差し、更には携帯電話での会話は自席ではなくデッキに移動して通話することがマナーとされていて、仕事をする空間としてはあまり適していませんでした。
ビジネス車両(オフィス車両)とは、コロナ渦におけるリモートワークの普及により働き方の多様化が進み、同じビジネスという目的をもった乗客同士が、周囲の状況を気にすることなくデスクワークに取り組める車両のことを指します。
PCの操作以外にもオンラインでのウェブ会議や携帯電話での通話ができる車両として、一定の車両のみに設定されたサービスです。
「TRAIN DESK」と「S Work車両」の違い
「TRAIN DESK」とは?
北海道・東北・上越・北陸新幹線で設定されている「TRAIN DESK」は、移動中の新幹線の車内で仕事や勉強などのオフィスワークをしている乗客を対象・優先とした普通車指定席です。2023年3月18日のダイヤ改正前までは「新幹線オフィス車両」という名前で、移動中の仕事や勉強、オンラインでのウェブ会議など、”オフィスワーク”がしやすい優先車両が設定されていました。
ダイヤ改正後は、名称を「新幹線オフィス車両」から「TRAIN DESK」へと変更し、それまで利用可能だった特定特急券・自由席特急券・新幹線定期券の利用は廃止(一部区間を除く)とし、指定席特急券の購入が必要となりました。
対象は平日に運転する東北・北海道・上越・北陸新幹線の一部号車のみに設定されており、土休日、並びに最繁忙期(シーズン毎の割り増し特急料金が最も高い期間)は除外日とされています。
各新幹線の設定号車については下記のとおりです。
・東北・北海道新幹線(はやぶさ・はやて・やまびこ・なすの):7号車 ※普通車全車自由席の列車を除く
・上越・北陸新幹線(とき・たにがわ・かがやき・はくたか・あさま):9号車 ※普通車全車自由席の列車を除く
「S Work車両」とは?
東海道・山陽新幹線で設定されている「S Work」は、新幹線(Shinkansen)で、仕事(Work)を進めたいお客様、いわゆるビジネスパーソン向けの利用を想定した車両です。
利用人数は大人1名専用となっていて「こども」用の設定はなく、複数人での予約もできません。
東海道・山陽新幹線(東京~博多間)「のぞみ」号の7号車(普通車指定席)のみに設定されており、「仕事に集中したい時」や、「オンラインでのウェブ会議などの通話」などパソコンの打鍵音や携帯電話等での通話が許容されています。
また、運行車両が最新車両の「N700S」での運行だった場合は、通常の車内Wi-Fiが更に強化された「S Wi-Fi for Biz」を利用することが出来ます。
S Wi-Fi for Bizとは従来の「Shinkansen Free Wi-Fi」より約2倍の通信容量があり、セキュリティ面にも配慮された暗号化方式が採用されています。接続時間制限もありませんので通信環境の不安もなく安心して仕事に励むことが出来ます。尚、S Wi-Fi for Bizの設定車両は(7号車)以外にも8号車(グリーン車)でも利用が可能です。
チケットの購入についてはネット予約のみでの販売になり、駅の窓口や旅行会社等での販売はしていないのでご注意ください。
予約方法は?
「TRAIN DESK」の予約・購入方法
先述にも記載しましたが、TRAIN DESKを利用するには、乗車券以外にTRAIN DESK の指定席特急券が必要になります。
購入場所は、駅の指定席券売機・インターネット予約のえきねっと・みどりの窓口にてTRAIN DESKを指定のうえ購入が可能です。
注意点としては、みどりの窓口で購入する際は、TRAIN DESK希望の旨を駅係員に伝えてから購入しましょう。
また、指定席券売機とインターネット予約のえきねっとでは、選択手順が一部異なりますので注意して操作をしましょう。
その他にも一部区間で利用可能となっている下記の区間においては、特定特急券・自由席特急券・新幹線定期券を購入してTRAIN DESKに空席がある場合に限り、普通車指定席と同様、空いている席を利用できます。
※座席の指定はできません。
〈特定特急券〉
東北・北海道新幹線(はやぶさ号・はやて号) 盛岡~新函館北斗間
〈自由席特急券〉
東北新幹線 仙台~盛岡間
※仙台~盛岡間の途中駅に停車する列車(はやぶさ号・はやて号)については自由席特急券で普通車指定席をご利用いただけるため、TRAIN DESKもご利用いただけます。
ただし、同区間外にまたがるご利用を除きます。
〈新幹線定期券〉
東北・北海道新幹線(はやぶさ号・はやて号) 仙台~新函館北斗間
「S Work車両」の予約・購入方法
先述にも記載しましたが、「S Work車両」は、インターネット予約の「EX予約」または「スマートEX」及び指定席券売機、みどりの窓口にて予約・購入が可能となります。
操作方法を簡単に説明すると、EX予約またはスマートEXで乗車日・出発または到着時刻・乗降区間を選択後、表示される商品選択画面で「EX予約 S Work席」または「スマートEX S Work席」を選択して予約画面へ進んでください。
尚、「EX予約」または「スマートEX」の予約の際には会員登録が必要となりますので予めご登録の上ご利用ください。
※年会費などの詳細は会員サイトにてご確認ください。
その他の注意点としては「S Work車両」の乗車券・特急券は、効力が一体となった新幹線専用商品になりますので、「東京都区内」「大阪市内」といった通常の乗車券に適用される「特定都区市内制度」は適用されません。
在来線をご利用の場合は別途在来線の運賃(乗車券)等が必要となります。
このため他の商品の乗車券の合計額と比べ高額になる場合がありますので、予約の際は十分に注意して予約をしましょう。
また、「スマートEX」で購入した場合、通常の切符と同様に通常期・閑散期・繁忙期・最繁忙期により発売額が異なりますので併せてご注意ください。
まとめ
この調査を経てビジネスパーソンにターゲットを絞った新しいサービスの登場が、移動時間の有効化を促す革新となったことは分かりました。
しかし、画面越しの会議や業務に必要な通話と分かっていてもどうしても周囲の声やPCの操作音が気になってしまうのが現代のビジネスマンかと思います。
そのためビジネス車両を利用する際の注意点については路線を問わず、どの新幹線でも同じ注意事項を挙げています。
・オンラインでのウェブ会議は、ヘッドセットやマイクを活用して小さな声でお話いただくことやチャット機能をご活用いただくなど、まわりのお客様へご配慮いただくようお願いします。
・パソコンのキーボードの操作音や通話・会話などの仕事を進めるうえでの最低限の作業音は、お客さま同士ご配慮いただいたうえでご利用ください。
・モバイル端末等の電子音や音声はOFF、またはイヤフォン等ご活用ください。
・快適なワークプレイスとしての環境を維持するため、お客様同士でのご歓談、並びに座席の回転はお控えください。
私も利用する機会があれば通話やウェブ会議などは完結に短くまとめ、移動時間を有効に使いたいと思います。
■記事運営
ピカパカ出張DX編集部
・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。・。*・。*・。*・。*・。*・。
国内出張も海外出張も、
出張手配・管理システム「ピカパカ出張DX」にお任せください。
資料請求やデモ画面利用のご依頼等はこちらからお問い合わせください。